■頭痛の分類

頭痛には大きく分けて3種類あります。

1、一次性頭痛(慢性頭痛)
2、二次性頭痛(脳などの病気による頭痛)
3、神経痛

さらにこのほかにも、日常的に表れる頭痛があります。
冷たいものを食べた時や、二日酔い、風邪によるものです。

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1、一次性頭痛

一次性頭痛は、頭痛全体の90%を占めるといわれています。一時性頭痛をさらに分類すると、以下の三つになります。

1、緊張性頭痛
2、片頭痛
3、群発頭痛

整体が得意としているのは、このうちの緊張性頭痛と片頭痛、神経痛になります。

1、緊張性頭痛

緊張性頭痛は肩こりや首の凝り、頭の筋肉の凝りが原因で起こります。身体のゆがみや、運動不足、ストレスなどにより、筋肉が緊張し、頭が締め付けられる、頭が重い、鈍痛が続くなどの特徴があります。
首や肩の凝りをほぐし、首や頭蓋骨のゆがみを矯正することによって比較的すぐに効果が表れます。

また、精神的なストレスなどにより肩こりや頭痛を訴える方は多いです。気持ち良い施術を受けることにより、心身ともにリラックスすることはとても大切です。

2、片頭痛

片頭痛の原因ははっきりとはわかっていませんが、自律神経の失調やホルモンバランスなどの影響が考えられます。
その特徴は、ズキズキと心拍に合わせて痛む。目がチカチカするなどの前兆がある。痛みのピークは1時間程度で、吐き気を伴うこともある。音やにおいに敏感になることもあります。

片頭痛の発作は、睡眠不足、肩や首の凝り、過労、目の疲れなどが引き金になることが多いので、予防法として整体を利用することをお勧めします。
普段から疲れをためないような工夫が必要です

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3、群発頭痛

群発頭痛は、目の奥が激しく痛む頭痛です。原因も特定されていませんし、痛みが強いために発作が起きた時は医師に相談するのがお勧めです。

2、二次性頭痛

二次性頭痛の中には、くも膜下出血脳出血脳腫瘍などの命にかかわる重大なものがありますので、我慢せずに専門医の診察を受けることをお勧めします。
二次性頭痛の特徴は以下のようなものがあります。一つでも当てはまったら、病院へ行ってください。

今までに感じたことのない痛みが突然起こる。
どんどんひどくなる。
発熱を伴う。
しびれや麻痺を伴う。
頭を強く打った後に現れる。

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3、神経痛

頭部に現れる神経痛で、後頭神経痛、三叉神経痛などがあります。

このうち、後頭神経痛は整体の得意とするところです。後頭部や耳の後ろ側に、ピリッとした痛みが走ります。
後頭部を走っている神経は、上位頸椎から出ています。この部分がゆがんだり、筋肉が異常に緊張をしていると、この神経に痛みが出ることがあります。

■予防法

二次性頭痛を含むどの頭痛も、普段から疲れをためないようにすることが大切です。そのためには、定期的に整体をうけて、歪みやストレスのない体を作ることをお勧めします。
また、適度な運動、休養をとること、バランス良い食事、睡眠など、健康的な生活を送ることが大切です。

肩こりと同じように、良い姿勢を手に入れることも重要です。首や肩の凝りを防ぐことで、頭痛を防ぐことが出来ます。

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