あおぞら通信5月号 vol.210

運動を習慣化する季節

5月になりました。新緑が美しく、さわやかな季節です。外に出て活動するのに、最も適した季節ではないでしょうか。

健康的な身体を作り上げるために、絶対に欠かせないのが運動です。なぜならば、人間は動物であり、人間の身体は動くことが前提の作りになっているからです。運動することによって筋肉と骨が鍛えられます。逆に、筋肉と骨が弱くなることによって、身体を動かすことが困難になってしまいます。特に、年齢を重ねると、足腰が弱くなり、外出が困難になり、様々な刺激を受けることが少なくなり、心身ともに老化が加速していきます。活動的な身体を維持するためには、運動をする習慣を身に付けておくことが必要です。

さらに、運動をすると血行が良くなり、循環器を健全に保つことができます。ご存じの通り、循環器はとても重要な器官です。体中に新鮮な酸素と栄養素を運び、老廃物を除去し、白血球やリンパ球などの免疫細胞を循環させ、ホルモン物質を運んでいます。さらには、温められた血液を循環させることによって体温を保つ働きがあります。循環器が壊れれば生命の危機を迎えることになります。運動習慣を身に付けることによって、この重要な器官を健やかに保つことができます。

また、運動することによって、脳という最も大切な器官に新鮮な血液を回すことができます。脳は、二足歩行の人間にとって、最も高い場所に位置している臓器です。血液などの体液は、重力に引っ張られて下に下がっていく傾向があります。長時間立っていたり、椅子に座っていたりすると足が浮腫むのはそのためです。足が浮腫んでいるのは血液循環が悪いことを示しています。運動をすることによって、血液循環が改善され、一番上に位置する脳にまで新鮮な血液を回すことができるようになります。うつ病をはじめとする精神疾患に対して運動が効果的なのではそのためです。当然、ストレス解消や精神疾患の予防にもなります。

運動を習慣化する際に気を付けてほしいのは、「気持ちよさを追求する」ということです。「どの程度で効果があるのか?」などと考える必要はありません。身体が気持ちよれば、効果が出ている証拠です。スポーツクラブに入会する必要などありません。散歩、ストレッチ、ランニング、サイクリング、ヨガ、なんでもいいのです。自分が楽しいと思うこと、気持ちが良いと思うことをやればよいのです。難しく考える必要はありません。身体は答えを知っているのです。

小さな子どもはじっとしていることが苦手です。なぜなら、動いているほうが気持ち良いからです。大人になるにつれて動かなくなってしまうのは、頭でいろいろと考えてしまうからです。頭で考えずに、身体が赴くままに動けばよいのです。

あおぞら整体院では、運動の相談も受け付けています。お気軽にご相談ください。

★【オンライン】人生の学校

「人生の学校」というオンラインイベントを定期的に開催しています。人生を豊かなものにする方法を共に考える学校です。心と身体の健康を守り、幸せになる方法について、皆さんと一緒に考えます。

第19回目のテーマ:「成長とは何かについて考える」。ZOOMを利用したオンラインイベントです。

日時:5月19日(木)20時~21時半

参加費:無料

お申込みサイトヘは、あおぞら整体院のホームページにリンクを掲載しています。お気軽にご参加ください!

 

★カウンセリングを受けてください

日本においては、カウンセリングとは心を病んだ人が受けるものである、というイメージがあります。しかし、カウンセリングとは本来、自分の心と向き合うための手段です。カウンセリングを受けると、人の心理に精通したカウンセラーとの対話を通して、自分と向き合うことができるようになり、的確なアドバイスを受けられます。人生には悩み事がつきものです。一人で悩まずに、ぜひお気軽にご相談ください。あおぞら整体院には、国家資格を持ったカウンセラーがいます。

 

★5月との予定

・金曜日は定休日

・5月3日(火)~5月6日(金) お休み

・5月19日(木) 人生の学校

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