あおぞら通信9月号 vol.117

 

天高く馬肥ゆる秋

 8月の最後の週あたりから、急に涼しくなりました。蝉の大合唱が、秋の虫たちのコーラスに変わりました。季節は確実に進んでいます。本格的な秋はすぐそこまでやってきていますね。

 秋には、いろいろな形容詞が付いています。スポーツの秋、芸術の秋、読書の秋、食欲の秋。何をするにも良い季節を迎えましたね。

 生物界では、秋は冬に備える季節です。夏の間にたっぷりと太陽のエネルギーを吸収した植物たちは、種という形で冬を越すために準備をします。食べ物が少なくなる冬を越すために、動物たちは、せっせとエネルギーをため込みます。それが秋なのです。「馬肥ゆる」というのは、そういう意味合いがあるのですね。

 そんなわけで、秋はカロリーの高い食べ物が多い季節です。日本人なら、やはりお米でしょう。お米は、冬を越すのにとても優れたエネルギー源ですね。特に、調理をする際に油を必要とせず、おかずにも脂っこいものを必要としない、理想的なエネルギー源です。お米を沢山食べている民族には、肥満が少ないことをご存知でしょうか?お米を食べている民族は、黄色人種が多いので、人種的な特徴なのかもしれませんが、小麦を中心に食べている民族に比べて、圧倒的に肥満が少ないのです。

おいしいお米を沢山食べて、来るべき冬に備えましょう!と言いたいところなのですが、食料の保存方法や輸送方法が発達した現在では、冬に食料が不足するということがなくなりました。それによって何が起きるかといえば、秋に蓄えたエネルギーが、冬の間も蓄積されたままになってしまうのです。これは、健康にとっては問題ですね。本来は、自然の摂理で、秋の間においしいものを沢山食べておく必要があったのですが、現代ではその必要性はなくなりました。

 そのせいなのかわかりませんが、最近、「糖質制限すると健康に良い。」という話を耳にすることがあります。しかし、私はこの説には懐疑的です。それは、生理学を学べばすぐにわかることです。人間にとって、糖質というのは、とても使い勝手の良いエネルギー源です。消化吸収も容易ですし、エネルギー変換も容易です。体に負担がかからないのは明白で、これを使わない手はないのです。ただし、糖質を摂りすぎている人には、多少の制限は必要だとは思います。しかし、すべての人に対して必要な話ではないのです。この話も、先月お話した、塩分の話と同じですね。 人間の体には、ちょうどよいところというのがあるのです。そして、その丁度良いところには、個人差が大きいのです。人とは比べられないし、平均値も、厚生労働省の推奨値も参考程度にしかなりません。自分にとっての丁度良いところは、自分の体との対話の中で、常に試行錯誤して、微調整をしていくしかないのです。

 秋は食べ物が美味しい季節です。食べ物がおいしいって幸せですよね。

今月の予定

9月15日(月)敬老の日はお休みします。

健康を手に入れる近道

 整体を定期的に受けることは、健康的な身体を手に入れる近道です。整体を一回受けても、これまでの生活を続けていればすぐに元に戻ります。身体のメンテナンスだと思って、定期的に受けることをお勧めします。その際、回数券を使うとお得です。あおぞら整体院の回数券は、4回券となっていて、4回で2000円のお得です。2000円あれば何かおいしいものを食べることもできますし、欲しかったものが買えるかもしれません。あおぞら整体院をより賢く利用していただけると思います。

 

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新ホームページ

 ホームページを新しくしました。スマートフォンにも対応しています。

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