太もも裏を伸ばして腰痛・膝痛予防!

こんにちは。
副院長の三縄(みなわ)です。

今回は、太もも裏(ハムストリングス)を伸ばすストレッチを紹介します。

太もも裏の筋肉は、骨盤~膝下までついています。
この筋肉が硬くなってしまうと、骨盤が後傾しやすくなって変な姿勢になったり、股関節の動きも悪くなったりと、腰痛や膝痛の原因になる場合もありますので、積極的に細目にストレッチしておきましょう。

 

では、実際にやっていきましょう。

 

【STEP.1】
長座になり、ひざ横辺りにもう片方の足裏をつける。

 

【STEP.2】
背筋を伸ばし、骨盤を立てた状態で、股関節から曲げる。

ハムスト(坐位)

【STEP.3】
自然な呼吸を心がけ、この状態を20~30秒維持し、左右2~3セット行う。

 

【ポイント】
・背筋を伸ばし骨盤を立てた状態で行う。
・視線は足先か前方を見て、頭を下げずあごも引かない。
・体幹は足先に向ける。

無理につま先をつかむ必要はありません。
身体が柔らかければ別ですが、無理につま先をつかもうとすると、つま先を上げるために腓腹筋というふくらはぎの筋肉のストレッチが入ってくるので、太もも裏のストレッチに意識が向きづらくなってしまいます。

また、両足を揃えてやる方法もありますが、骨盤が後傾して股関節を支点にしづらい、という欠点があり、背中も丸まりやすく、あまりおススメしません。
特に腰を曲げると痛いという腰痛持ちの人はやめた方が良いです。

 

身体の状態は十人十色です。
痛みが強く出るときは無理をしないようにしてください。

 

病気やケガをしてしまうと回復するまでに時間やお金もかかり、場合によっては回復できない場合もあります。

健康問題が原因で、行きたいところにも行けない、やりたいこともやれない、そういう状態になってもらいたくないと思っています。(すでにそういう状態の方には、何とか抜け出してもらいたいです)

だからこそ、予防が大切です。

 

これからも、痛みや疲れを予防しコンディションを整える情報をお伝えしていくので、どうか痛みや疲れの出にくい身体を手に入れてください。
三縄伸二

 

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