休養は無駄な時間ではありません

こんにちは。院長の渕脇です。

ここの所、栄養の話ばかりして来ましたので、
いったい何の話をしていたんだっけ?
という状態になりつつありますね(汗

話を元に戻しますと、
私は、健康を支えるには三つの柱があると思っています。

これを、健康を支える3本柱と呼んでいて、その三本はとは、

●運動
●栄養
●休養

だ、という話をしている最中なんですね。

これまで、運動と栄養について話をてきましたので、
今回からは休養の話をしたいと思います。

いまどき、健康には休養が必要だ!と言って、
それに対して異論があるという方はいないと思うのですが、

しかし、一方で、
「休養は無駄な時間。しなくて済むならしないほうが良い。」
と考えている方も、少なからずいるように思うのです。

最近よく聞く言葉に、「ブラック企業」というのがありますね。

ブラック企業といわれているような会社の経営をされている方とか、
そういう会社にお勤めの方の中には、
たぶん、「休養は無駄」というお考えの方もいらっしゃると思います。

昭和の高度経済成長期には「モーレツ社員」などという言葉が流行し、
その後、栄養ドリンクのキャッチコピーでは、
「24時間戦えますか?」というのが一世を風靡しました。

この当時は、「企業戦士」と称えられたサラリーマン諸氏ですが、
バブル崩壊後は、リストラの嵐に耐えながら「ブラック化」していく企業に翻弄されているように見えます。

景気が良くても悪くても、「休養は悪である。」という価値観が根底に流れているのを感じます。

しかし、働けば疲れるのは当たり前。
休養を取らなければ、疲れが取れないのは当たり前。
疲労が蓄積すれば、体調を崩すのは当たり前。
体調が悪くなれば、仕事が出来なくなるのは当たり前。

当たり前の事なのに、どうして休養は無駄な時間だと思ってしまうのでしょう。

結局、仕事の評価を「成果」ではなく「時間」で考えているからではないか。
そんな風に思うのです。

この問題は根が深いです。

多くの人が、休養を取らずに根性で頑張るよりも、
休養をしっかりとって、良いコンディションで良い仕事をすることが大事。

という価値観に移行してほしいと願ってやまないのです。

私が整体師になった理由も、実はここにあるのです。

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