あおぞら通信6月号 vol.138

低気圧と体調について

早いもので6月になりました。6月と言えば梅雨ですね。今年の梅雨入りは、6月の第2週目になりそうだという予報が出ています。梅雨入りすれば、お天気がはっきりしない日が続くことになります。恵みの雨とはいえ、雨の日が続くと、身体には思わぬ影響が出てきます。

人間の身体は、水分が60%以上と言われています。水分が多く含まれていることから、気圧の影響を色濃く受けることになります。気圧の変化に敏感な人は、明日の天気が解ると言います。気圧が下がってくると、身体が膨張して、あちこちの膜が引っ張られて緊張します。その結果、あちこちが痛むことになります。「どうも古傷が痛むから、明日は雨だよ。」という人がいるのはそのためです。

また、新潟大学の名誉教授、安保徹先生の研究によると、自律神経も気圧の影響を受けていることが解っています。自律神経には、交感神経と副交感神経という二つの経路があり、緊張が高まった時には交感神経が、リラックスしたり弛緩したりするときには副交感神経が高まるようになっています。雨の日のように気圧が低い時は、リラックスの神経である副交感神経が優位に立ちます。このため、なんだかやる気が起きなかったり、集中力を欠いたり、眠くなったりするのです。雨の日が続くと、身体がだるくなってやる気が起きなくなってくるのはこのためです。

「晴耕雨読」という言葉があります。晴れの日は畑を耕し、雨の日は本を読む。という事ですが、こういう生活は理にかなっているという事でしょうか。このような、身体に優しい生活がしたいものですね。

忙しい現代人は、「晴耕雨読」などと言ってはいられないと思います。しかし、気圧が低い日が続くと、体がだるくなって集中力が無くなる理由を知っているだけで、対処することが出来るようになります。要するに、交感神経を刺激すればよいのです。

手っ取り早く、交感神経を刺激するには、規則正しい生活をして、生活の中に軽めの運動を入れることです。この時の運動は、少し息が上がるようなものが良いでしょう。家の中で出来る、筋トレとかラジオ体操のようなものがお勧めです。お風呂も、熱めのお湯にさっと浸かるとか、熱めのシャワーを浴びるのも良いかもしれません。身体をパンパンと叩くのも効果があります。梅雨の晴れ間には、外に出て積極的に活動しましょう。家でのんびりしていても、だるさは取れません。

梅雨の時期に身体がだるくなる理由がお分かりいただけたでしょうか。身体がだるいからと言って、家で寝ていてもすっきりしないのはこのためです。こういう時は、刺激を入れることが大切なのです。いつも以上に、意識的に、刺激を入れてみてください。

ダイエットセミナー

ここの所、毎月開催しているダイエットセミナーですが、今月も開催します。自分の体重は普段あまり意識することはありませんが、身体にとってはかなりの負担なのです。腰痛や膝の痛みはもちろんのこと、肩こりや背中のハリ、慢性的な疲労感も、もしかしたら自分の身体の重さが原因かもしれません。整体師として沢山の方の体を触っていて感じるのは、太っている人ほど、筋肉が固くなっているという事です。体重を落とすことは、身体にとってはかなりのメリットがあります。ぜひ、この機会に、体重を落とすことを考えてみてはいかがですか?

■日時 6月27日(月)10:00~

■場所 あおぞら整体院

■参加費 3,000円

■定員 10名

■申し込み 店頭またはお電話で!

日程が合わないなどの問題がありましたら、ご希望の日時をお聞かせください。なるべくご希望に添えるようにいたします。複数人集まりましたら、ご希望の日時委開催いたしますし、こちらからお出かけして、皆様の前でお話しすることも検討します。お気軽のご相談ください。

今月の予定

  • 6月27日(月)10:00~ダイエットセミナー。

カウンセリング

カウンセリングは606,000で行います。興味のある方は、無料相談を受け付けています。ぜひ、一度ご相談ください。

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